どうしても血が騒ぐと言いますか、試運転の3日目となる最終日の今日も出かけてしまいました。
DE10牽引の方は日本海ファクトリーの事務所の近場で迎えました。
SL運転の際にはどうしても脇役になってしまうものの、今や貴重な存在となっているDE10ディーゼル機関車。かつてはこの路線を寝台特急あけぼのを牽いて走っていたんだなぁと思いを馳せてみます。
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そして午後のSL試運転。最初は東鳴子の紅せんの上の高台から鉄橋を狙う予定でいたのですが、すでに密になりかけていることがわかり、やむなく撤退。
次に鍛冶屋澤公民館前に移動。ここは蜜というほどではなかったものの、小雨が降り始めてコンディション維持に難ありでさらに移動。
そうして向かった先が川渡温泉駅ホーム。
珍しくもなんともないかもしれないが、ここまで駅撮りゼロだったので、間近で見られる合法的な場所ということで決定。
しかし、実はこのホーム上から見える直線上の鍛冶屋澤公民館前あたりの煙の上りが素晴らしく、「あそこにいたらよかったかなぁ」ともちょっと思ったりしました。
川渡温泉駅を通過したSLはゆっくりと池月駅に向かい、そこで運転停車します。
ギャラリーがたくさん集まってきていました。
あら伊達な道の駅に車がたくさん停まっていたのはこれを見る人たちかな。
池月駅を出発した列車は上野目駅までの長いストレートで少しスピードに乗ります。
わずか2か所の客扱い駅の一つ、岩出山駅。いい感じで煙を昇らせています。
一呼吸置いたD51は再び力をみなぎらせて大崎平野を進みます。西大崎の穀倉地帯は稲刈りが始まったところもありますが、ここは残しておいてくれた? 素晴らしい演出です。D51をアップで!線路わきもきれいに草が刈られて美しい列車が目の前を通り過ぎていくのがはっきり見えます。
たくさんの煙の香を残し、汽笛がすこしづつ小さくなりながらも「まだ聞こえる・・・」と余韻を残しながら去っていきました。
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