2021年9月16日木曜日

由利高原鉄道・一昔前の懐かしの姿

今日はSL試運転がお休みなのでちょっとおもいで写真から。

 

 旧国鉄・矢島線が第三セクター鉄道として生まれ変わったのが由利高原鉄道。

今でこそ色とりどりのブロックパターンの車両など、斬新な印象を受けるところも多くなりましたが、10年前の印象は「レトロ」。

そんな由利高原鉄道の思い出写真をちょっとご紹介します。

まずは冬の夕方、まだ17時過ぎだというのにすっかり暗くなっていました。 秋田の冬は夜が来るのが早いんだなぁと感じた一コマ。

それでも、矢島駅の構内は温かな光に包まれ、学生さんたちが憩いの場としている姿も見られます。
矢島駅の、いえ、由利高原鉄道の名物おばさま「まつこさん」です。温かなお茶でおもてなししてくださいました。
雪に埋もれた矢島駅。でも温かい雰囲気の停車場をバックに見ると、冷たさよりも綿のような温かさを感じる不思議な感覚に包まれる。

長らく由利高原鉄道の「色」だった黄色と水色のツートン。レトロなお顔ながら、「おばこ」のヘッドマークで引き締まって見えます。

由利高原鉄道の起点となるのは羽後本荘駅。この駅も最近リニューアルされて、この姿は過去のものとなりました。どっしりと落ち着きあるたたずまいでしたね。

かつて、「ザ・木造駅舎」という感じで(ダイソーか!)名物だった子吉駅。県道沿いで目につきやすいはずが、すっかり民家に同化していた印象でした。



人の気配を全く感じない無人駅というわけではなく、郵便局が同居していて「温度」を感じる駅でした。
ただ、駅前が砂利でしたから、雨が降った後などはちょっと足元が悪くて大変だったようですね。でもこれも昭和を感じるところの一つでした。

最後にもう一度羽後本荘駅。中に入ると二社の改札口が並んでいました。

由利高原鉄道の乗り場は一番奥になります。
今や見ることができないこのカラー。でも、山間を行く鉄路は失われることなく、今も新しくなった車両たちが地元の大切な足として往来しています。

由利高原鉄道のホームページはこちら。

日本語・中国語・英語に対応しています。

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