陸羽東線に8年ぶりにSLが帰ってきます。
しかも今回は小さいC11ではなくD51が10年ぶりにやってくるのです。
編成は以下の通り。
DE10-?=スハフ12 161=オハ12 367=オハ12 366=スハフ12 162= D51 498[高]
12系客車はすべて高タカ。
下りの鳴子温泉行きが DE10を先頭にした「DL東北DC陸羽東線号」で、上りの小牛田行きがD51先頭でDE10がつかない 「SL東北DC陸羽東線号」です。(以下、DC号と表記します)
さて、日時ですが2021年9月18日、19日で試運転は13・15・16日。
小牛田駅の出発が10:05であることと鳴子温泉駅の到着が11:47であることは公に発表されているのですが、途中停車駅のことがよくわかりません。
発表によると 古川駅 と 岩出山駅 に停車します。
普通に走ると各駅停車でも1時間を切る所要時間ですから、どうみてもかなり時間がかかっている印象です。
それでどこで時間を要しているのか予想してみました。
まず、単線の陸羽東線で、交換設備のある駅が限られていることがヒントになります。
小牛田を出ると、北浦・古川・西古川・岩出山・池月・川渡温泉が交換可能駅で、鳴子温泉駅に至ります。
交換すべき列車は2本。追い抜き列車はありません。
●鳴子温泉10:07発⇒小牛田11:05着の1728D
●鳴子温泉11:12発⇒小牛田12:10着の4730D 。
まず、1728Dのスジを確認すると、
岩出山10:32発⇒西古川10:44発 ⇒古川10:52着です。
しかし岩出山での交換の可能性は低いです。
なぜなら、この日は運休となる快速湯けむり(小牛田9:53発)が通常ここで交換しており、14分遅い出発で速度面で劣るこの「DC号」が到達しているとは考えにくいからです。
そうなると可能性は2つ。でも、 DC号は古川駅に10:17くらいには到着していると思われ、それから25分も停車しているとその後の余裕がなさすぎます。
したがって、私の予想では西古川に運転停車して交換(10:44)、その後発車となります。
次に4730Dのスジです。
川渡温泉11:20発⇒池月11:27発⇒岩出山11:38発です。
鳴子温泉までの所要時間(通常)を考えると、池月からで15分、川渡温泉からで9分。ですからこの二駅での交換は可能そうです。
仮に池月駅で交換として、岩出山~池月が約10分、西古川~岩出山が約12分であることを考えると、岩出山10:57着で11:15発という形になり、余裕あるダイヤとなりそうです。
一方、川渡温泉駅で交換となると岩出山~川渡温泉間は16分かかり、11:09に岩出山駅を出発。そこまではいいのですが、川渡温泉駅での滞在時間(11:25~11:37?)が不自然に長くなります。
ここはやはり池月駅交換とみるのが妥当かと思います。
というわけで、私が予想した時刻は以下の通りです。(参考にしていただいて結構ですが、一切責任は持ちません)
DL 東北DC陸羽東線号・予想時刻
小牛田 10:05
古川着 10:17
古川発 10:37
西古川発 10:45
岩出山着 10:57
岩出山発 11:15
池月発 11:27
川渡温泉通過 11:36
鳴子温泉着 11:47
(画像は2010年運転のもの)
上り SL東北DC陸羽東線号の予想運転時刻分析結果はこちらです。
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