2021年9月6日月曜日

SL・DL 東北DC陸羽東線号が走る! 下りの予想運転時刻、分析結果

  陸羽東線に8年ぶりにSLが帰ってきます。

しかも今回は小さいC11ではなくD51が10年ぶりにやってくるのです。 



 編成は以下の通り。

DE10-?=スハフ12 161=オハ12 367=オハ12 366=スハフ12 162= D51 498[高]

12系客車はすべて高タカ。

 

下りの鳴子温泉行きが DE10を先頭にした「DL東北DC陸羽東線号」で、上りの小牛田行きがD51先頭でDE10がつかない 「SL東北DC陸羽東線号」です。(以下、DC号と表記します)

 

 さて、日時ですが2021年9月18日、19日で試運転は13・15・16日。

小牛田駅の出発が10:05であることと鳴子温泉駅の到着が11:47であることは公に発表されているのですが、途中停車駅のことがよくわかりません。 

発表によると 古川駅 と 岩出山駅 に停車します。

 

普通に走ると各駅停車でも1時間を切る所要時間ですから、どうみてもかなり時間がかかっている印象です。

それでどこで時間を要しているのか予想してみました。


まず、単線の陸羽東線で、交換設備のある駅が限られていることがヒントになります。

小牛田を出ると、北浦・古川・西古川・岩出山・池月・川渡温泉が交換可能駅で、鳴子温泉駅に至ります。

交換すべき列車は2本。追い抜き列車はありません。

●鳴子温泉10:07発⇒小牛田11:05着の1728D

鳴子温泉11:12発⇒小牛田12:10着の4730D 。

 

まず、1728Dのスジを確認すると、

岩出山10:32発⇒西古川10:44発 ⇒古川10:52着です。

しかし岩出山での交換の可能性は低いです。

なぜなら、この日は運休となる快速湯けむり(小牛田9:53発)が通常ここで交換しており、14分遅い出発で速度面で劣るこの「DC号」が到達しているとは考えにくいからです。

そうなると可能性は2つ。でも、 DC号は古川駅に10:17くらいには到着していると思われ、それから25分も停車しているとその後の余裕がなさすぎます。

したがって、私の予想では西古川に運転停車して交換(10:44)、その後発車となります。

 

次に4730Dのスジです。 

川渡温泉11:20発⇒池月11:27発⇒岩出山11:38発です。

鳴子温泉までの所要時間(通常)を考えると、池月からで15分、川渡温泉からで9分。ですからこの二駅での交換は可能そうです。

仮に池月駅で交換として、岩出山~池月が約10分、西古川~岩出山が約12分であることを考えると、岩出山10:57着で11:15発という形になり、余裕あるダイヤとなりそうです。

一方、川渡温泉駅で交換となると岩出山~川渡温泉間は16分かかり、11:09に岩出山駅を出発。そこまではいいのですが、川渡温泉駅での滞在時間(11:25~11:37?)が不自然に長くなります。

ここはやはり池月駅交換とみるのが妥当かと思います。

というわけで、私が予想した時刻は以下の通りです。(参考にしていただいて結構ですが、一切責任は持ちません)

 DL 東北DC陸羽東線号・予想時刻

 小牛田 10:05

古川着 10:17

古川発 10:37

西古川発 10:45

岩出山着 10:57

岩出山発 11:15

池月発 11:27

川渡温泉通過 11:36

鳴子温泉着 11:47

(画像は2010年運転のもの)

上り SL東北DC陸羽東線号の予想運転時刻分析結果はこちらです。


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