東北本線・新田駅。
ラムサール条約沼沢地として知られる伊豆沼の最寄り駅として、オオハクチョウやマガン、オナガガモなどの渡り鳥たちの声が聞こえる駅です。 木造駅舎で残っていた新田駅も、新駅舎が間もなく開業する手はずになっており、旧駅舎はもう跡形もありません。懐かしの新田駅の姿を少しご紹介したいと思います。
撮影したのは、実は震災直後の2011年初夏だったかと思います。出鼻をくじかれてむなしくはためくE5系はやぶさの幟が哀愁をさそっていたのも十年一昔。
駅前広場に何とも言えない勾配があり、なんだか歪んでいるように見える駅舎もユニークでした。
そう、そして、ホームの縁石が崩れてレールの上面が赤くさびている姿も。
そんな新田駅がちゃんと復旧してから10年になります。
そして新しい駅舎がこちらです。
まだ駅名ライトアップ用の照明が取り付けられていないようですが、シンプルで明るい印象の駅舎となっています。そして、面積を絞ったうえで基礎もやり直してあるので、ゆがんだ印象を受けません(笑)。
下はホーム側から見た駅舎です。出入り口の扉も含め、ガラスが占める面積が非常に大きくてとにかく明るいのが印象的です。
もうちょっと覗いてみますと・・・。
平面のベンチタイプの腰掛が並んでいます。
荷物をちょっと置いて も一人分を占有しないで済むのでこのタイプはいいですよね。
そんな新田駅構内を貨物の金太郎(EH500)牽引の列車が通り過ぎていきました。
とにかく新しくなった新田駅、間もなく新装開業、おめでとうございます。
おまけ。
旧駅舎を取り壊した位置に建て直したので、その間は仮駅舎が活躍しました。それももう見納めになりますね。お疲れさまでした!
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